荒川の水切り遊び - トピック返信
37. 壮大な水切り実験
【返信元】 1. 水切り遊びのまとめ
2014年10月26日 12:54
 人は頭脳を使う事で、自らの身体能力を超えてきました。飛行機、船、自動車、弓矢もそうです。先日、NHKの番組でピッチングマシンの会社と航空機などの精密部品の会社の協力で、人の能力を超える水切り実験を行いました。航空宇宙工学の教授もアドバイザーとして加わっています。申し分のないチームです。
 私は、そのチームが研究を初める最初に、実際の水切りを見せることになりました。番組の担当者からは、あまりコツを教えないで欲しいと言われました。優秀な技術者も水切りそのものについてはあまり知りません。私が色々言うとそれに流されると言うことでした。わからないわけではありませんが、私は、短い期間で水切りのコツに気付くのは難しいことを経験しています。私が水切りについて、一つの気付きを得るのにはそれなりの時間が必要だったからです。自分の間違いに気付くにも時間は掛かります。実際、今でも謎だらけなのです。それを検証するには、水切り石の発射装置が必要なのです。石も自然石以外はほとんど経験していません。私にとっては、願ってもない企画です。
 水切り遊びには偶然性があります。それは、遊びとして、水切りの魅力の一つなのですが、正確な石の発射装置と人工の石による水切りは、私の好奇心を充分に刺激するものでした。
 さすがに企業の蓄積は素晴らしいです。石の発射装置は100キロを超えるスピードを実現し、難しいと思った石の入水角度もクリアしています。石も鉄やアルミを使い、私の思いを現実の形にしています。
 水面はプールなどでは距離が足りず、大きな沼を使いましたが、天候はコントロールできません。実際の水切りは、全てが調和しないと奇蹟は起きません。結局、波が原因で、51回の世界記録は超えられませんでしたが、その迫力は人間技を超えた素晴らしいものでした。石の飛距離は100メートルを楽に超え、200メートルに迫るものでした。実際に波のない日の実験では、世界記録を超える凄い数のジャンプを出しています。
 水切り現象の偶然性を克服するには、波のない水面と、さらに多くの材質で、形の違うモデル石を作り、石のスピードを変えた実験を繰り返すしかないでしょう。水切り遊びは太古からの遊びですが、現在最も進化していると思います。それはビデオなどの機材が一般化したことが大きいと思いますが、水切り遊びは、ジャンプの数が全てではないことを忘れないで欲しいと思います。石、水面、天候、そして人。全てが調和した時にだけ奇跡の波紋を見ることができます。一期一会の波紋を美しいと感じ、それを楽しむことのできる心が大切なのだと思います。

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1. 水切り遊びのまとめ - 14/07/27 12:10 (おじちゃん) 映画