介護の輪 - トピック返信
終活
【返信元】 介護の理想
2014年11月14日 09:54
最近、終活という言葉が使われています。私のように独り身で親を見送り、
自分の老いを意識すれば、そういう言葉が大きな意味を持ってきます。
自分の人生にOKを出し、奇麗にこの世とさよならしたいのは誰も同じです。
私もそれを意識しています。
最近、墓は不要という人も増えています。誰にも迷惑をかけたくないとも
言います。当然かも知れませんが、本当に誰にも迷惑を掛けず、この世を
卒業できることはほとんどないでしょう。一人の命は結構重いと感じます。
墓は、生者と死者をつなぎ、先祖への感謝や供養の気持を形にしたものです。
おじいちゃんやおばあちゃんの墓に手を合わせながら育った子供たちは、
先祖への感謝の気持ちや、限られた命の尊さを知り、現在に感謝し、他者へ
の思いやりや、家族の絆を支える心を育てます。特に立派なことはしなくても
家族の歴史の一部として自らの存在に意味を与える根拠になることもあります。
私自身が、その家族の歴史の中に存在していることは確かなことなのです。
墓は家族の過去、現在、未来をつなぎ、地域、親戚、ひいては国や人類という
共同体を支える力も含んでいる気がします。社会や個人の平和をゆるぎない
ものにする為には、限られた命という考え方だけでは不十分なようです。
子孫に美田を残すとか、ひ孫のために木を植えるというような自制的な
生き方を支える根本には、墓もそれなりの意味を持っているように思います。
環境破壊や資源の枯渇は、行き過ぎた個人主義や、生きている時間に縛られた
考え方の結果かも知れません。根本的に墓は、死という不条理な問題に答え
らしきものを求める人の心から生まれたと思いますが、古いしきたりには
軽く見てはいけない、人が平和に生きる為に練り上げられた本質的な知恵が
含まれていると思います。介護の心の問題も墓と無縁ではないと私は感じて
います。結局、私は墓じまいをすることになりそうですが、そうなったら
あの世で先祖にたっぷり叱られそうです。せめて、生きている間はしっかり
お守りしますので、お許しを願うしかありません。おほほ

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介護の理想 - 08/05/14 11:57 (おじちゃん) 映画