介護の輪 - トピック返信
社会的介護
【返信元】 介護を振り返って
2015年04月06日 11:56
認知症の介護は、極限状態をもたらす場合もあり、自分の闇と向き合うことも
あります。私は介護者に住む鬼の正体をずっと考えていました。うまい答えは
見つかりませんでしたが、鬼を禁止されることで抑圧された鬼は、コップの水が
溢れ出るように、何倍にもなって爆発するのが、介護の鬼の正体かも知れません。
私たちの世代は、優しくあれと教わっています。でも、今の社会は優しさが減少
しているように感じます。今の若者たちには、自己責任、効率、勝利、自己実現
など、個人的価値が過度に伝わり、余裕が少なく、恐怖を感じながら育つような
面もあるように感じます。知性は、殺人や破壊、犯罪にも使われた歴史があります。
自分の自身のプライドから、歪んだ正義が生まれ、それが悪人を作り、自分自身を
価値ある者にしたいという欲望から、人の繋がりを弱くしている気がするのです。
昔は介護と言う言葉もなく、当然のように家で看取りました。子どもたちは
それを見て育ちました。家族や地域が世界の中心で、鬼の出番も少ないものでした。
自分だけを見つめる個人主義に安らぐ場所は少なそうです。勝利は敗者も作ります。
敗者の人生を教える場所は少なく、嫉妬や卑屈が、鬼の出番を増やしているように
感じるのです。鬼を小出しにするより、天使を味方にする方が良さそうですが、
その機会も少ないと感じます。社会的介護という言葉の別の意味が気になります。

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介護の理想 - 08/05/14 11:57 (おじちゃん) 映画