荒川の水切り遊び - トピック返信
39. 水切り遊びをどう役立てるか
【返信元】 1. 水切り遊びのまとめ
2016年09月01日 10:18
 どうしたら水切り遊びをより楽しく、役立てることができるか考え続けて15年が過ぎました。初めの頃は、たくさん跳ねさせることが中心でした。結果、条件が揃えば40位は跳ねるようになりました。奇蹟が起こると50を越えたと思う事もあります。
 当時の世界記録は38回。55歳の私でもそれだけ跳ねるのに、世界記録が少ないことが不思議でした。当時の世界記録保持者は、水切りは美術形式の一つであり、単なる美であると言っています。また、宮城県の全日本石投げ選手権大会では、実際より少なめに数えます。記録は少ない方が後で投げる人が楽しいという考えに私は目が覚めました。
 遊びは遊び以外の効果もあります。熊谷水きり倶楽部では、環境に対する感性を育てる切っ掛けにしたいという思いがあります。それを遊びの中で自然に達成したいと考えます。遊びの楽しさは、自分の技能に対し、最適な挑戦感のあるときに生まれます。面白さは最適な緊張の結果です、最適な緊張は、緊張のシンプル化と緊張の複雑化という相い反する2つによって達成されます。この最適な緊張は、遊びの本質かも知れません。たとえ、うまくゆかなかったとしても、以前の結果を分析し、なぜ失敗したのか、何が悪かったかということを考え、以前よりも成功の確率の高い方法を選び、それがうまくゆくと不思議なほど嬉しいものです。そこが水切り遊び最大の面白さかも知れません。
 水切りの魅力の中に、コミニュケーションツールとしての良さがあります。美しい波紋が見られた時、素朴な遊びだからこその不思議な共感があるのです。それは老若男女、立場を超えています。これは他の遊びには見られないものです。自然に依存した遊びということも独特です。水切りの体験からは自然の不思議や美しさも感じられます。それがあまりにも知られていないと思います。石を選び、自分の体に神経を集中し、水切り現象を観察して、次の水切りを試す。それを繰り返すことで、私達は目的に近づきます。それは、小さな子供にとって学習の基本であり、遊びです。それらのことをどうしたら効果的に実現できるか、今も考え続けています。自然や自分の住む環境を理解し、どうすれば調和できるかは、昔も今も変わらない人類の知恵の基本でもあります。
 現在、水切り遊びは過去最大の発展をしています。水切り大会も多くなりました。水切り遊びに横のつながりもできてきました。国内に限らず、国を超えたつながりもあります。15年前にはなかった水切りの情報も多くなり、水切りの上手な人も増えました。 何を育て、何を捨てるかは人類にとって永遠の課題かも知れません。水切り遊びが、少しでも自然の本質に触れる切っ掛けになることを期待します。そのため、私が感じたことを書き残したいと思います。若い人たちが、この本の間違いを正し、水切り遊びの新しい魅力を発見し、より良い形で発展させてくれることを願います。

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1. 水切り遊びのまとめ - 14/07/27 12:10 (おじちゃん) 映画