介護の輪 - トピック返信
介護における天使と悪魔
【返信元】 介護の理想
2019年02月27日 17:08
誰の心にも、天使と悪魔が住んでいます。特に身内の介護をしている人には、
実感できる感情かと思います。介護という仕事は、私たちを「天使」にも、
「悪魔」にもしてしまいます。それを分けるのは、一人一人の倫理感という
よりも、余裕があれば天使に近づき、余裕がなければ、少しづつ悪魔に近づ
いてしまうという方が確かなような気がします。介護には助けが必要です。
結局、虐待防止の鍵は、日々の工夫以外にはないようです。高い専門性があっ
ても、優しさがあっても、本人が嫌がることを言ったり、するしかないとい
う場面があり、それが、いつの間にか虐待になってしまう面もあるわけです。
特に家族介護では、毎日の積み重ねが、互いの甘えや、過去の習慣で、冷静
な判断力を失い、虐待につながると私も実感しました。この両極端は、微妙
ですが、実際には、そのバランスが介護の現場を支えることになるわけです。
介護は、中途半端な意志では務まらない仕事なのかもしれませんね。
この辺りが、介護経験のない人には、わかりにくいところかも知れません。
普段はとても優しい人でも、悪魔が取りつきやすいものです。言ってはいけ
ない言葉も、あんがい簡単に出てしまうものです。私は、何とか天使でいた
いと思いました。その方が幸せな気持ちに近いからです。
介護施設も、昔から思えば、理想を忘れない勇気ある人々によって、随分と
改善されてきたという話を聞きました。私たち家族介護者も、そんな人たち
のお陰で選択肢も増え、随分と変わっていると思います。理想を捨てずに、
工夫しながら、何とか踏ん張ってゆければ、いつしかそれが慣れにつながり
ます。何とかなる位の楽天的な気持ちも大切なのかも知れませんね。
感情は、現実を超える野生的なパワーがあります。それは要介護者も同じで
す。天使と悪魔との付き合いはとても難しいですが、認知症に付き合うには、
介護者が冷静に対処するしかないわけです。介護は尊い仕事です。

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介護の理想 - 08/05/14 11:57 (おじちゃん) 映画