2010年07月29日(木) 
映画「インセプション(inception) 」

いやぁ、インセプション、いい!
これは見た方が良い。

今が現実なのか夢なのかに戸惑い、
自分の存在を根底から覆される。
あの言いしれぬ感じ。
う~ん、たまらない。

漠然とした不安と、
大きな何かの存在を感じずにはいられない感覚。
あの、頭を鈍器で殴られた感じ、
マトリックスを観た時と似ていた。


レオ様が来日した時に言っていた。
「日本にはジブリ作品を受け入れる土壌がある。だから、こーゆー突拍子もない世界観は受け入れやすいと思うよ」だって。
レオ様、
おとぎ話とかそーゆーレベルじゃねーよ、これw


ストーリーはあまり複雑ではない。
はっきり言って、目的はショボいw
その代わり時間軸と展開で観る者を混乱させていく。

だから、ストーリーについていくので精一杯。
時間の経過が全くもって分からない。
脳をこれでもか!というくらいにグチャグチャにされる。
その感じがまたとなく、たまらない。


ま、全てがカンペキかと言えば、
そりゃ、納得いかないところは多々ある。

何せ、突然観客に突きつけられる根拠のないルール。
夢は3階層(これは深層心理学で言う心理構造の3層がヒントなんだろうけど、ちょと違うよね)でできているだの、
1階層深くなる度に脳が20倍活性化されるだの、
深くなると時間の進みが遅くなるだの、
とにかく決め事が多い。
(ま、それがないと突拍子もない世界は話しが進まないのだが)

マトリックスとは異なり、夢なのに空も飛べない。
あるのは現実めいた夢。

こんな台詞があった、
「彼等は目覚めに来ている」。
この技術が確立されれば麻薬と同じ役割を果たすのだろうと感じた。
例の甲殻機動隊の世界観とも似たものがある気がした。


レオ様が書く絵にも納得がいかなかった。
あれが…インセプション?
意味が違うと思うw

謙渡辺のビックさも今ひとつ分からない。
標的は巨万の冨を得ている奴らなんだと分かったが、
謙のビッグさを証明する演出が無かった。

日本で見慣れた俳優だからそう感じてしまうだけなのだろうか。
海外の謙を知らない人々は謙に「とんでもないビックさ」を感じると言うこと?
そこらへんは?
…不明である。

無重力のシーンもやけに長い。
セットに金がかかっているせいか?
彼が人気俳優だからか?

そもそもアノ機械は何だ?w
その説明すらろくにされないまま物語は進む。

そして、
いつの間にか全ての矛盾が現実として正当化され、
いつしか自分の脳にこそインセプションされていく。


2時間アドレナリン放出しまくり。
お陰で頭が冴える冴えるw

映画が終わって数時間は世界が止まって見えた。
脳の回転速度が格段に上がっている事が解った。

あーあ、
これで仕事したらメチャはかどっただろうに…。


だから、
これをレイトショーで見るなんてもった得ない。

朝一に観るべきだ。

そして、全てを疑って1日を過ごすべきだ。

現実を、自分を疑い、、
この世界、空間全てに鳥肌を立て、
1日中インセプションされて過ごすべきだ。

そうすれば、
もう、

戻れなくなる。

|閲覧数:72 |日記コメント(0) | 2010/07/29 01:36
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