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2008年05月27日(火) 
2006年12月13日(水)

SNSに参加するためには、紹介者が招待メールを出して登録する「招待制」と、誰でも自由にサイトに訪問すれば参加できる「自由登録制」がある。サイトによっては、立ち上げ時点は「自由登録制」で人数を稼いでおいてから、ある程度まで達したら「招待制」に切り替える合わせ技を採用しているところもある。

どの方法を採用するとしても「招待制より自由登録制の方が信頼性には劣るが敷居が低くなるので参加者集めやすい」という考え方は一致している。あえて「招待制」のみを採用するサイトは、時間はかかっても良いから、参加者の人数より質を重視しているというわけだ。この常識は本当にすべての条件で成立するのか。信頼できる元気なサイトなら、敷居は高くても参加者は集まって、サイトの内容はより地域に密着した話題にシフトし活性化するのではないか。素直ではないが、「ひょこむ」の設計においてはそのように考えた。

そして今、どうもこれまでの常識は「迷信」だったという確信を持ちつつある。データを取り始めてまだ1ヶ月程度なので現段階でははっきりとは言えないが、いくつかの地域SNSの参加状況の推移をみると、「自由登録制の方が参加者を集めやすい」という結果にはなっていないようだ。

完全紹介制 ひょこむ・あみっぴい
自由登録制 Yebisy・ひびの
自由→紹介 ショコベ

サンプルの中では「ひびの」の伸びが特に目立つが、これは地元の佐賀新聞が創業110年の信用力をバックに、積極的に地域展開をしていることが最大の要因で特別な事例であると思われる。Yebisyも立ち上げ時点は急速に参加者を伸ばしていたが、神戸のショコベ同様最近は勢いが感じられない。あみっぴいはもともと、西千葉駅周辺という地域のゾーニングを限定しているおり、メンバー数に拘る運営をしていない。

この1ヶ月間、「完全紹介実名登録・招待者後見人制」という訳も分からないくらい敷居の高い登録制度を引いた「ひょこむ」の健闘が目立っている。その理由として、
・地域には、巨大でなくていいから信頼できる安心なネット環境のニーズが結構高かった。(ネットワークの揺り戻し現象)
・地域づくりのキーパーソンたちは、地域の人たちはもっと繋がっている方が良いと考えている。(地域は4人で繋がっている..はず)
・地域の人同士は、緩やかに連携できたり、心地よく支え合うことができたらいいと思っている。(支え合う地域社会への欲求)
・人数が少ないうちは、濃い人たちが社会的な話題をどんどん提供してくれている(社会性の確保)
・人のつながりを大切にしながら活用するシステムが動き始めている。(日本型地域ネットワークの導入)
というようなことがあって、それが全体として「善循環」を生み出しつつあるように思える。

しっかりとした結論に達するには、まだまだ継続して研究していく必要があるだろう。

※その後1年以上の(計45サイトの)観察により、この傾向はより明確になりつつあります。

閲覧数2,749 カテゴリ日記 投稿日時2008/05/27 06:26
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